いとう薬局

広島市中区十日市町の栄養療法専門薬局です。

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薬物乱用防止指導員研修会初級編上級編に参加

薬物乱用防止指導員研修会初級編上級編に参加

研修

昨年行われました指導員育成事業の一環として薬物乱用防止指導員研修会初級編上級編に参加しました。

私たち指導員は、政策の第4次薬物乱用防止5ヵ年戦略(H25.8.7)の中で動いています。
戦略目標5つあるうち、指導員が主に協力できる目標は、
目標1:青少年や家族に対する啓発強化とその規範意識向上による薬物乱用未然防止の推進。
目標2:薬物乱用者に対する治療社会復帰の支援およびその家族への支援の充実強化による再乱用防止の徹底。
この2つです。
今回の集まることで目標1についての知識の向上が出来ました。
以前に配布された指導員用のテキストの内容が講義を聴く中で復習ができ、加えて知識を補完することができました。
参加出来なかった方へ向けて簡単にまとめ、最後に私の感想をまとめました。

初級編では、3つのポイントに絞って日本薬教育研究所の加藤講師(薬剤師)にご講演いただきました。
1:薬物乱用の現状と対策
2:指導目標
3:薬物乱用防止の指導

1:最新の平成26年度の実態調査によると使用薬物では、覚せい剤(42.2%)、危険ドラッグ(23.7%)、向精神薬(13.1%)この3種類で79%となっています。
危険ドラッグ実売店が平成27年7月で0店となったことを受け危険ドラック使用者が減っていくかが興味あるところです。

2:加藤講師は20歳未満の就学児童たちに指導なさる際に、”子供たちで自己肯定感、自分がかけがえのない存在であること、を育む指導の必要性”と”医薬品による「薬物乱用頭痛」の問題”と”薬物の誘惑・危険性に対して的確に判断し行動する力を高める教育”を柱として指導にあたられているそうです。

3:講師による模擬薬物乱用教室が行われました。薬剤師ならではの視点で薬物の危険性を訴えていらっしゃいました。

上級編では、聖マリアンナ医科大学医学部教育文化部門の堀口講師のご講義をうかがいました。
初級編で取り扱った使用実態調査での危険ドラッグが減った代わりとして、大麻の検挙数増加が示唆される集計報告(H27.8~10)が上がりました。
目的を達成するための手段としてのパイが変わっただけで、根本の目標は変わらずあることを指す示唆に富む資料でした、人生の目標として自己肯定感を養う大切さに納得がいきました。
なぜヒロポンは乱用されたのにその後の街は中毒者で溢れかえらなかったかを教えてくださる講師をお呼びし学ばせてくださる機会が欲しいです。

今日私は使用者を減らす為の方法は、下記2つの目標を時間と手間をかけて腰を据えて取り組んで行くことだと初級上級療法を通して参加してみて整理できました。
1つ、自分には能力がある。自己肯定感。
例えば、困難があっても乗り切れる方法を自分で考える事が出来ると言った自信。
2つ、社会は私の仲間だ。孤独にさせない。
例えば、困難があっても、相談できる人がいる・居場所がある。
この二つの目標を多くの人が持てる社会になるように早急に取り組む必要があると考えます。
話はそれますが、タバコを高くするかどうかが以前国会で話題に上がっておりましたがそれでは無い方法で対象者の人生の目標を達成できるように援助する啓蒙活動を頑張りたいです。

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